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3分間スピーチ

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S・Oさん(♂)

「昔はすごいと思っていたけど、今考えるとそこまででもなかったな」と思うものはあるだろうか。私がふと思い出したのが、ガラケー時代の「赤外線通信」である。友達と連絡先を交換するとき、お互いの携帯電話を向かい合わせて、赤外線でピッと送る。今考えると、単に連絡先を送っているだけなのだが、当時は「携帯電話同士でデータを送れるなんて、すごい!」と、かなり未来の技術のように感じていた。ところが今では、スマートフォンを使えば、連絡先だけでなく、写真や動画などさまざまなデータを簡単に共有できる。そもそも「赤外線通信」という言葉自体を、最近ではあまり聞かなくなった。少し前まで「すごい!」と思っていたものが、いつの間にか普通になり、さらに新しい技術へと置き換わっていく。例えば今では、スマートフォン1台で、電話、カメラ、地図、音楽、動画、インターネットなど、昔ならそれぞれ別の機械が必要だったことのほとんどができてしまう。最近ではAIも急速に普及している。今は「AIに質問すると答えてくれる」というだけでも便利で驚くことがあるが、10年後、20年後には、それすら当たり前になっているかもしれない。逆に、今私たちが当たり前に使っているものを見て、未来の人が「昔はそんなものを使っていたの?」と驚く可能性もある。仕事においても、長く続けていると「昔からこうやっているから」という理由で、いつの間にか当たり前になっている作業やルールがあると思う。もちろん、これまで続いてきたことには、それなりの理由がある。ただ、ときどき「今ならもっと簡単にできないか」「このやり方は本当に今も必要なのか」と見直してみることも大切なのではないだろうか。昔の「未来」が今の「普通」になったように、今の「普通」も、いつかは変わっていくかもしれない。変化をただ受け入れるだけでなく、少し先の未来を考えながら、仕事のやり方も見直していくべきだろう。

E・Y部長(♀)

これは去る8月19日にお亡くなりになった監査役との思い出話である。監査役には、情報処理勉強会の講師を務めていただいたり、その後の懇親会でお酒を酌み交わしたりと、大変お世話になった社員がほとんどではないだろうか。事業の業績や予算についても、厳しくも温かい助言をいただき、深く感謝している。数ある思い出の中でも、特に印象に残っている出来事がある。私が入社2年目くらいの頃、一つの案件が終了し、次の案件への配属が決まっていなかった時期があった。その際、監査役が取り仕切る案件で都心方面へ打合せに行くこととなったのだが、それが終わり、会社へ戻る途中で昼食の時間となったため、二人で食事をすることになった。私の自宅の最寄り駅が帰り道にあったため、監査役から「どこかオススメのお店はないか」と尋ねられた。役員をお連れする店として相当悩み抜いた末、ご案内したのは昭和時代から続く老舗の喫茶店であり、その店の看板メニューであるカレーライスであった。その店でカレーライスを食べながら、たわいのない会話を交わした。若輩者であった私に対しても、監査役は終始とても親切に接してくださり、私にとってかけがえのない時間となった。明日、明後日と、お別れの会が執り行われる。社員の皆にも、それぞれ監査役との思い出があることと思う。それぞれの思い出を胸に、感謝の気持ちを込めて、温かくお見送りをしたい。それぞれの思い出を胸に。

Y・Yさん(♂)

先日、パソコンの使い方を一から教える機会があった。そこで意外と難しいと感じたのが「何から教えればよいのか」ということであった。普段、自分が当たり前のように行っていることなので、いざそれを説明しようとすると、なかなか言葉にすることができない。例えば「ここをクリックしてください」と伝えても、そもそも「クリックとは何か」というところから説明する必要があったのだ。では、自分はどうやって覚えたのだろうかと考えてみたが、全く思い出せなかった。おそらく、誰かに教えてもらったり、本を読んだり、実際に触りながら覚えたりと、さまざまな経験を積み重ねることで、今では意識せずにできるようになったのだと思う。普段は意識していないが、自分が当たり前にできていることも、最初からできたわけではない。これは仕事でも同じことが言える。仕事をしていると、つい「これくらいは分かっていて当然」と考えてしまうことがある。しかし、自分にとって当たり前になっていることでも、誰かにとっては初めて経験することである。逆に、今の自分が苦労していることも、経験を積めば、いつかは当たり前のようにできるようになっているかもしれない。「辛い」「大変だ」と諦めてしまうのではなく、今はできないことでも、いつか当たり前にできるようになると信じて、これからも頑張っていきたい。

S・Kさん(♂)

ビジネス書を読むことはあるだろうか。ビジネス書は、仕事で必要となるノウハウを学ぶことができる本だが、私は『キングダム』を参考にしている。『キングダム』は、古代中国の春秋戦国時代を舞台に、後に始皇帝となる人物と、下僕から大将軍を目指す主人公を描いた作品だ。「漫画がビジネス書?」と思われる方もいるだろう。しかし、この作品は、リーダーシップや組織づくり、人材育成、戦略など、仕事に通じる多くの学びが得られる作品として高く評価されている。一時期「今、一番売れているビジネス書」というキャッチコピーがつけられるほど、多くのビジネスパーソンから注目を集めた作品でもある。この作品がなぜビジネス書として読まれているかというと、その理由の一つに「多様なリーダー像と組織論」が描かれている点がある。作中には、とにかく多種多様な思想やタイプを持ったリーダーたちが登場する。例えば、圧倒的な実力とカリスマ性でチームを牽引するリーダーもいれば、自らは凡庸でも人の才能を見抜く力があり、たとえ問題児であっても適切に扱い、大きな戦力に変えてしまうリーダーもいる。どのようなタイプのリーダーが、どのように関われば組織の士気が上がるのか。逆に、どのような言動が現場の士気を下げてしまうのか。こうした組織の動態が、リアルに描き出されている。他にも、作中の「国」を「会社」に見立てて読むと、ビジネス書としての面白みが増す。例えば、国が窮地に立たされ、一丸となって立ち向かったときの圧倒的な力強さが描かれる一方で、ある国ではイエスマンばかりで上層部を固めた結果、戦の功労者が不当に扱われ、内乱が起きてしまうなど、会社でも起こり得る組織の成功と失敗がリアルに描かれている。エンターテインメントとして面白いのはもちろんだが、ビジネス書としても、さまざまなことを考えさせられる作品である。現在も連載が続いており、かなり長編の作品ではあるが、ビジネス書の選択肢の一つとして、お勧めしたい。

K・Yさん(♂)

AIが自律性を高める中、予期せぬリスクを露呈した象徴的な出来事がある。セキュリティ評価環境下で、AIモデルがサンドボックスを突破し、外部のHugging Faceへ到達した事例である。テスト環境に隔離されていたモデルは、テスト課題を解く過程で内部パッケージ管理サービスの未知の脆弱性を発見・悪用した。さらに隔離境界を突破して外部インターネットへ到達すると「Hugging Faceに正解データがある」と自律的に判断し、さまざまな手段を用いてアクセスを試みた。人間から直接指示されたわけではなく、与えられた目標を達成しようとする自律的な試行錯誤の過程で、結果的にサイバー攻撃につながる行動を取った点に、本質的な恐ろしさがある。AIは強力な武器となる一方で、与えられた目的を達成することを優先する性質が、思わぬリスクを招く可能性がある。高い処理能力を過信せず、厳格な境界設計と多層的な監視体制を維持し続けることが不可欠である。Black Hat USA 2026で紹介された「The OpenAI–Hugging Face Incident Technical Reconstruction」では、AIモデルがサンドボックスを突破し、外部へのアクセスに至った経緯や、そこから得られる安全上の教訓が詳しく検証されている。我々もAIの進化を他人事とせず、常にアンテナを高くし、最新の情報をキャッチしていかなければならないと感じた。

E・K事業部長(♀)

以前、父からこんな話を聞いた。それは「企業の業績が上がると、街が豊かになる」という話である。当時の私は、正直その意味をあまり理解できなかったが、今改めて考えてみると、こういうことなのだと思う。企業の業績が良いと、その利益に応じて税金を納めることになり、地域や社会に貢献することができる。さらに、社員を増やして事業を拡大することで、その地域に住む人や働く人が増えていく。人が増えれば、それに応じてお店や施設も増えていく。街や施設が充実してくると、さらに外から人が集まってくる。このような循環によって、街は豊かになっていく、という話であった。先日の昭和記念公園の花火大会には、TWSも協賛を出していた。もちろん協賛には、社名を知ってもらうという宣伝の意味もあるが、私たちのような地域企業が協賛することで、花火大会そのものが安定して開催される。そして、その花火を見るために多くの人が集まり、周辺のお店や飲食店も賑わう。これも「企業の業績が上がると街が豊かになる」という好循環の一つの形なのではないかと感じた。日々の業務を通じて会社の業績に貢献することが、巡り巡って街や地域を豊かにすることにつながっている。つまり、日々の仕事に取り組むこと自体が、一つの社会貢献につながっているのだと実感した出来事であった。これからも、目の前の仕事を一つひとつ大切に積み重ねることが社会貢献につながっているのだと意識しながら、業務に取り組んでいきたい。

Y・I部長(♂)

世間では本日から休暇を取得し、長期休暇の真っ只中という方も多いのではないだろうか。最大で9連休、明日からでも6連休となるため、それぞれ旅行や遊びに行く計画などを立てていることだろう。私も母方の実家がある秋田へ行く予定を立てている。以前までは、あえて行こうとはしていなかったが、ここ数年は年に1回は行くようにしている。そのきっかけは、祖父母と叔父が亡くなったことである。叔父とは子どもの頃からよく遊んでもらっていたが、亡くなる直前に会うことはできなかった。それも、最後に会ってから1年以上が経っていた。その当時の3分間スピーチで「会える時に会いに行くべきだ」という話を聞き、その通りだと感じたのである。また、先月の熊本地震や昨年の能登半島地震など、大きな震災が起こるたびに、今の日常が突然続かなくなる可能性もあると感じる。忙しい、場所が遠いなどを理由に、会いに行くことをやめたり、後回しにしたりしていないだろうか。私自身、何かが起こってからでは遅いと思うようになってからは、できるだけ会いに行くよう心掛けている。皆もこの長い休みを利用して、しばらく会っていない親戚や大切な人に会いに行く機会を作ってみてはいかがだろうか。

S・Kさん(♂)

作業と仕事の違いについて考えることがある。そして「作業」とは手順に従って手を動かすことであり「仕事」とは目標や目的を持って取り組むことではないかという結論に至った。「仕事」として、目標や目的に意識を向けて作業をすれば、自ずと課題点や改善点が見えてくる。また、課題がなかったとしても「なぜこのような仕事をするのだろうか」という疑問が湧いてくるはずだ。逆に「作業」として取り組んでいるだけでは、手順に従うことが中心となるため、言われたことを実行するだけに留まってしまう。その先にある、より良くするための工夫や改善につながりにくい。では、なぜ「作業」として動く人が多いのか。それは、作業の方が楽だからである。言われたことを実行すればよいだけなのだから、作業の方が楽なのは当然である。しかし、先述したように、作業をしているだけでは成長につながりにくい。だからこそ、私はふとしたときに「なぜこの指示をされたのだろうか」と考え、「作業」を「仕事」に変えられるよう努めている。

H・S事業部長(♂)

私は朝から覚醒している。それはなぜか。毎朝、コールドシャワーを浴びているからだ。近年では、アスリートや経営者などが実践している習慣として注目されている。コールドシャワーの効果としてよく挙げられるのが、「目が覚めやすくなること」である。冷たい水を浴びることで体が刺激を受け、交感神経が活性化する。その結果、眠気が和らぎ、頭がすっきりした状態になりやすいと言われている。朝に取り入れることで、気持ちよく一日をスタートできる。また、冷水による刺激でドーパミンやアドレナリンなどの分泌が増え、一時的に気分が前向きになる可能性があることも報告されている。そのため、ストレス解消や集中力の向上を目的に取り入れている人もいるそうだ。ただし、コールドシャワーには注意点もある。急に冷たい水を浴びると、心拍数や血圧が上昇するなど、体に負担がかかる場合がある。そのため、少しずつ慣らしていくことが大切である。朝の眠気を覚ましたり、気分転換をしたりするには有効な習慣だと思うので、興味のある人は、まずシャワーで体を十分に温め、最後に30秒ほど冷たい水を浴びることから始めてみてはどうだろう。ただし、無理は禁物であり、心臓や血圧に不安のある人は医師に相談してから行っていただきたい。

Y・Sさん(♀)

新卒社員が入社してから、早いもので4か月が経つ。今年は技術部門だけでなく、営業や採用、経理などでもOJTを行っている。その中の一人は「苦手なパソコンを克服したい」という思いからIT業界を志望し、コミュニケーションが活発な当社に魅力を感じて入社した。そして現在、人事部門でOJTを受けている。持ち前の気づく力や飲み込みの早さ、思いやり、そして行動力を発揮し、滞っていた業務を次々と前へ進めている。採用公式LINEの運用や合同説明会の準備・運営、応募者管理など、採用活動にも大きく貢献している。学生に選ばれる採用活動を行うためには、つい数か月前まで学生だった人の視点が非常に貴重である。説明会でも、自身の就職活動や入社後のリアルな体験を話すことで、多くの学生が興味を持ち、エントリー数の増加にもつながっている。今後、別部署へ配属されることを思うと「いなくなったら困る」と感じてしまうほど、今では頼もしい存在となっている。一方で、採用を取り巻く環境は今後さらに厳しくなる。少子高齢化の影響により、大学卒業者数は2026年以降、本格的な減少局面に入ると予測されている。これまで以上に、企業は学生から「選ばれる存在」でなければならない。新卒採用は単に人数を増やすためではない。将来の幹部候補を育て、会社の文化や技術を次の世代へ受け継ぎ、組織の活力を維持していくために欠かせないものである。そのためには、採用担当だけでなく、社員一人ひとりの協力が必要である。説明会で学生と接するとき、現場で若手を育てるとき、そして日々の仕事への取り組み。その一つひとつが、「学生に選ばれる会社」につながっている。これからも、一人ひとりができることを積み重ねながら、未来につながる会社づくりを社員一丸となって進めていきたい。