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3分間スピーチ

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F・N監査役(♂)

TWSでは確定拠出年金制度を導入しており、ぜひ積極的に活用してほしい。その最大のメリットは、掛金が全額所得控除の対象となり、受け取る際には退職所得控除が適用される点にある。たとえば年間40万円を積み立てれば、その全額が控除対象となり、20年間で最大800万円が非課税となるなど、大きな節税効果が見込める。さらに、NISA同様、運用益も非課税となるため、可能な限り上限額まで拠出するのが望ましい。運用商品を選ぶ際は、価格変動があっても長期的な成長が期待できる株式比率の高いものがお勧めだ。特に米国株式の比率が高いファンドが有利とされており、実際に世界の機関投資家のポートフォリオでは、米国株が40〜60%を占めている。また、運用手数料の低い商品を選ぶことも重要である。手数料が高ければ、100万円の投資で年間2万円以上が差し引かれる可能性があるからだ。運用益は年平均5〜6%が想定されるが、相場により一時的にマイナスになることもある。たとえば、2008年のリーマンショックでは株価が半減したが、各国の金融緩和政策により、半年から1年で大きく回復した。確定拠出年金は長期運用が前提の制度であり、20〜30代であれば30年以上の運用期間を見込めるため、一時的な値動きに過度に反応する必要はない。なお、厚生年金の平均受給額は夫婦で月22万円程度とされているが、ゆとりある生活には月30万円が目安と言われる。その差額月8万円を85歳までの20年間で換算すると、総額で約1,920万円が不足する。これを補うためにも、若いうちから制度を活用し、将来に備えて資産形成を始めることを強く推奨する。

M・Sさん(♂)

これから各種の資格取得に向け受験を控えている新卒、情報処理試験合格を目指している皆に向け、合格の確率を向上させるツールを紹介したい。それは「マネジメントシステム」である。マネジメントというと役職者が行うことだと思うかもしれないが、セルフマネジメントという言葉がある通り、トレーニングやダイエット、資格取得にも有効なツールである。「マネジメントシステム」には様々な定義があるが、私は「PDCAそのものである」と理解している。Plan(計画)し、Do(実行)し、Check(評価・分析)し、Act(改善)を繰り返すことで、合格という成功の可能性を高める。ただし、Planの日本語訳を「計画」とすると、「計画は合格です」となりかねない。そのため、「計画」ではなく「段取り」と解釈するのが良い。模擬試験等と合格とのギャップを把握し、どのカテゴリをどのような勉強方法でどれくらい(何時間)勉強するか計画を立て、実行し、マネジメントシステムを用いて「合格」という成功を獲得してほしい。

S・Tさん(♂)

ドイツのベンチャー企業イーザル・エアロスペース(Isar Aerospace)社が開発した新型ロケット「スペクトラム(Spectrum)」の初めての試験飛行が先月ノルウェーのアンドーヤ宇宙港で行われた。試験飛行の目的は技術的な情報と経験の収集である。スペクトラムは全長28mであり、大きめの小型ロケットと位置づけられるロケットで、最大で1tの物資を宇宙に送り込むことができるという。試験飛行の様子はYouTubeでライブ配信されていた。打ち上げのカウントダウンが1分を切ると、観ている側も緊張と興奮が高まり、打ち上げ時刻になると轟音と共に大量の煙を噴射しながらロケットが上昇していく様に人々は興奮していた。しかし、十秒後にはスペクトラムの胴体が素人目にもわかるほど揺れ、しばらくするとロケットの向きが反転し、轟音と共に海へ墜落してしまった。その後、ニュースサイトには「スペクトラム打ち上げ失敗」という記事が掲載された。これは私見であるが、試験飛行は失敗とは言えないのではないだろうか。スペクトラム本体は無人で物資も積んでいなかったため、人的な被害はない。前述の通り、試験飛行の目的は技術的な情報と経験の収集であり、墜落した結果から多くの情報と経験が得られたはずだ。このままプロジェクトを凍結すれば、それこそ失敗で終わるだろう。しかし、今回の結果を活かして次に挑戦するのであれば、失敗とは言えないのではないか。試験飛行の翌日に、最高経営責任者のダニエル・メッツラー氏は多くの情報を収集できたことから「大成功」と評価し「今回の結果を受けて我々は自信を持って2度目の飛行に臨むことができる」との声明を発表しており、まだ挑戦する意欲を見せている。失敗は成功への通過点であり、新たな挑戦への糧となる。何度失敗しても、最後に成功すれば全体として成功ではないだろうか。

K・U取締役(♂)

本日は、TWSが認証を受けているISO45001の審査最終日である。TWSは現在、4つのマネジメントシステム規格の認証を取得している。1つ目は、情報の安全管理体制を実証するISO27001。2つ目は、当社が常に顧客志向で事業を行っていることを実証するためのISO9001。3つ目は当社の姿勢である「未来の子どもたちが安心して暮らせる社会の実現」に向けた環境保護活動を実証するISO14001。そして4つ目が、社員が安全かつ健康的に働ける環境の整備を実証するISO45001である。審査の目的は、これらの活動が各規格の目的を実現するために適切に進行しているかを確認することにある。活動が停滞、あるいは後退していれば「改善の機会」という指摘を受けることになる。ここで重要なのは、形式的なPDCAではなく、実効性のあるPDCAサイクルが機能しているかどうかである。具体的には、目的実現のために必要な体制・役割・手順・基準などの枠組みが適切に確立され、それらが効果的に実施・維持されているか。そして、その実施結果と成果が時機を逸せずに定点観測され、常に最良のパフォーマンスを引き出すための仕組みとして継続的に改善されているかが審査の焦点となる。言い換えれば、認証機関による定期的な審査は、会社のマネジメントシステムに対する「定期健康診断」である。TWSはこの結果を、自社の仕組みの改善チャンスとしてとらえ、有効に活用し、スパイラルアップさせていくべきであろう。

A・Kさん(♀)

3月31日から、NHKの朝の連続テレビ小説「あんぱん」が始まった。この物語は「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんとその妻のぶさんの人生を描いている。公式インスタグラムでは、『逆転しない正義を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語』と紹介されている。逆転しない正義とは何かを考え、たまたま所持していた、やなせたかしさんのインタビュー集「なんのために生まれてきたの?」を家で読み返してみた。そこには「逆転しない正義」が語られていた。やなせたかしさんが生きる中で見つけた絶対的な正義、それは「飢えている人を助けること」である。「困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場や国に関係なく『正しいこと』。これは絶対的な正義なんです。」と書かれていた。そして、やなせたかしさんは、ひもじい人を助けるヒーローを作ろうと考え、「アンパンマン」を生み出したのである。「アンパンマン」が誰にでも受け入れられ、人気を集めた理由がわかった気がする。正義には時として異なる正義がぶつかり合い、言い争いや戦争に発展することもある。また、立場が変われば正義が逆転することもある。逆転しない絶対的な正義を見つけ出し、それをヒーローにしたやなせたかしさんの偉大さを改めて感じた。

M・Nさん(♀)

最近、ゴルフが趣味になった。きっかけは会社の創立記念日に行われた社内コンペへの参加だった。参加する前はゴルフにあまり良い印象はなかったが、ゴルフが上手な同僚に誘ってもらい、クラブの持ち方から教えていただいた。初めてのコンペはボロボロの結果だったが、その後も定期的に練習に誘ってもらい、気付けば5年も続けている。成績は人に自慢できるほどではないが、当初に比べれば断然うまくなったと褒められることも増え、日々の楽しみが増え、社内外に友人も増えた。仕事では金融機関向け自社パッケージeRIMSの開発・保守に従事している。数年前に配属された当時、開発自体の経験は長かったが、金融系は未経験であた。当初はお客様のお問い合わせを受けても、相手が話している言葉が分からない状態で、一旦電話を切り、調査後に折り返しで対応することがほとんどだった。しかし今では、その場で回答できる内容も多くなってきた。例え思った成果が得られなかったとしても、前向きに一生懸命努力すれば、助けてくれる大切な方が増えたり、努力した自分を認めることができる。これらのことから、何事も最初から拒絶したり逃げたりせず努力することは無駄にはならないと確信している。

H・T部長(♂)

先日、ニュースで「フードリボンプロジェクト」が紹介されていた。子ども食堂については広く知られているが、このフードリボンプロジェクトは、その派生型ともいえる取り組みである。この活動は、千葉県市川市の一般社団法人と市川市が連携して、2023年にスタートした。開始から約2年が経過し、徐々に認知が広まり、現在では全国に活動が広がりつつある。プロジェクトの仕組みは、趣旨に賛同した飲食店が事務局に申し出て「協力店舗」となり、まかない料理を中学生以下の子どもたちに提供するというもの。1食あたりの料金は300円に統一されており、この費用は、プロジェクトに賛同したお客様が負担する。具体的には、賛同者が店舗で300円のリボンを購入し、お店の掲示板にリボンを掲げておく。子どもたちはそのリボンを利用することで、無料で食事を受け取ることができる。また、保護者が同伴する場合は、同じく300円を支払えば一緒に食事ができる仕組みとなっている。調べてみると、我が家の隣駅にも協力店舗があるそうで、今度、家族と一緒に訪れてみようと思う。これは「社会貢献」の一つの形であるが、TWSにおいても社訓に則って「フードバンク」や「エコキャップ収集」などの活動を進めている。一人の力は小さくても、多くの人が協力すれば大きな力となり、多くの困っている人々の助けになれるかもしれない。人は誰しも、他者の支えの中で生きている。そうしたことを常に自覚し、今回紹介したような取り組みをはじめ、自分にできる範囲で一歩を踏み出し、行動につなげていきたい。

N・H支店長(♀)

先日、誕生日を迎えた際、社内アプリケーション「お気楽パリピ」内で迎社長よりお祝いの言葉をいただいた。その中に「為せば成る なさねば成らぬ 何事も」という一節があり、この言葉の意味を改めて考える機会となった。この言葉は、米沢藩主・上杉鷹山が家臣に教訓として与えたもので、正式には「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」と続く。意味としては、「何事も努力すれば実現する。実現しないのは、努力をしないからである」と解される。新入社員の皆にとっては、今が最も努力を重ねる時期であろう。すぐに成果が出なくとも、一歩一歩努力を重ね、テイルウィンドシステムの一員として力強く邁進していってほしい。私自身も昨年から、良いことも悪いことも多く経験しているが、還暦という節目を迎えた今、この言葉の重みを改めて感じている。これからも努力を続け、一歩一歩着実に前進していきたい。

Y・Y専務取締役(♂)

最近、勤怠の乱れによるクレームが増えている。私自身、約40年前に社会人としての一歩を踏み出したが、その際に先輩や上司から最初に教わったのは「飲み会の翌日や休み明けには、どんなことがあっても仕事を休まない」ということであった。当時、私はお客様先に常駐しながら、システム運用の24時間交替勤務に従事しており、昼勤・夜勤のスケジュールをこなしていた。担当者が来なければ交替ができず、結果として翌朝まで働かざるを得ない状況となる。今のようにLINEやメールで簡単に連絡できる時代ではなく、欠勤や遅刻の連絡は必ず上司に直接電話で伝える必要があり、その行為には強い責任感が伴っていた。そのような環境であったからこそ、私は体調管理に特に気を配るようになり「欠勤や遅刻をしない」という勤怠の習慣が自然と身についたのだと思う。しかし最近では、電車の遅延や体調不良などを理由に、あまりにも気軽に遅刻や欠勤をするケースが目立つようになってきた。こうした勤怠の乱れが続くと、お客様からの信頼を失い、場合によっては契約の解除や謝罪対応といった深刻な事態にも発展しかねない。突発的な欠勤や遅刻が多くなければ、たとえスキルが十分でなくても、周囲のサポートを得ながら信頼を築いていくことは十分に可能である。この「勤怠の重要性」を常に意識し、日々の行動に反映させてほしい。私たち全員が責任感を持って職務に取り組むことで、お客様からの信頼を得ると同時に、職場全体の雰囲気もより良いものとなるであろう。

M・Nさん(♂)

私が社会人になったのは40年前。当時のパソコンは現在と比べて非常にスペックが低く、メモリは768キビバイト(KiB)、ハードディスクは5MB程度のDOSマシンだった。私が入社したのは組み込み系の会社で、新人教育では8086アセンブラとC言語を学んだ。コンピュータの世界は変化が速く「エンジニアは30歳が定年」という説も当時はよく耳にした。若いころに身につけたスキルが通用しなくなり、年齢を重ねると管理職や別の職種への転身を余儀なくされる、という考え方である。幸いなことに、アセンブラやC言語は組み込み系の現場で長く求められるスキルであり続けた。アセンブラは50歳ごろまで、C言語は60歳ごろまで業務で使い続け、エンジニアとして仕事を続けることができた。変化の激しい業界とはいえ、すべてがすぐに陳腐化するわけではなく、長く通用する知識も確かに存在する。現在の新卒研修では、JavaやVBAを学ぶ機会があるだろう。これらは30年ほど前に登場した言語だが、今も現場で広く使われており、しっかり身につければ長く役立つスキルだと思う。私もTWSに入社してからVBAの勉強を始めた。若い人のようにすぐに覚えるのは難しいが、地道にしっかりと身につけていきたいと思っている。