先日、簡単な機能のiPhoneアプリが人の助けになっているらしいとネットの記事で読んだ。ただ写真が出てきて、押すと物の名前やそれに関連した行動(動詞)が表示されたり音声で言ってくれる機能らしい。重度の自閉症の子供を持った親が、子供が何を表現しようとしているか理解するために利用している。それが開発される前は、ラミネートしたカードを使っていた。それを見た技術者がiPhoneアプリとして開発してくれた。非常に便利で周囲からも要望がでたため商品化された。必要に迫られて作られたものなので、奇抜なものではなく「そんなのでいいの?」というものが人の役に立っている。当社技術サポート部で「TIG(アイデアコンテスト)」をしているが、応募する発想・アイデアは奇抜なものでなくてもたくさん集まれば役に立つものができると思う。