テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. 技術力向上と危機感

技術力向上と危機感

J・Sさん(♂)

ある激安スーパーマーケットを特集したテレビ番組では、物価高の中でなぜそのスーパーが安さを維持できるのかを取り上げていた。コスト削減がその理由で、例えば、支払いは現金のみで他の支払い方法を導入しない、店内の装飾や広告を控える、地方に広い敷地を確保し商品の売り場面積を広げて品出しを朝1回だけにするなどの努力が紹介されていた。番組の中で、朝に品出しを終えたパートさんがすぐに退勤するシーンを見て危機感を覚えた。人手が足りているため、働きたくても働けない状況になるというのだ。これは、我々の業界でも起こり得ることだ。最近「ノーコード」や「ローコード」を謳うシステムが広まり、誰でもプログラムを作成できたり、プログラムから設計書を自動生成できたりするようになってきている。そうなれば、プログラマやSEの必要性が薄れてしまうかもしれない。また、最近のAI技術の進展も注目すべきだ。例えば、ChatGPTなどのAIツールの利用が広がっており、今後販売されるPCにはディープラーニング処理が可能な「NPU」というチップが組み込まれている。つまり、これから購入するPCにはAI機能が標準搭載されるということだ。この状況下で重要なのは、ただAIを利用するだけでなく、利用して何を生み出すかという点だ。「技術の前に人ありき」とは言うが、「人ありき」は当たり前であり、この業界では常に勉強が求められる。さらに先を見据え、今後のIT業界を生き抜くために、自分の技術力を少しでも高めていきたい。