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3分間スピーチ

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相続登記の義務化

M・Nさん(♂)

今年の春より相続した土地の名義変更登記が義務化されている。名義変更を行わなかった場合、最大10万円の過料が課されるというものだ。私の父は30年ほど前に祖父から実家などを相続し、名義変更も行っていたが、最近になって祖父名義の土地が残っていることが判明した。市が所有している公園とその土地の境界線の図面が実際と異なることから確認してほしいという連絡があり、判明したのだが、それまで権利書の所在確認や税金等の請求もなかった為、最初は何かの間違いだと思った。しかし、よくよく調べてみると、どうやら祖父が土地を売却した際に私道の共同所有権の名義変更が漏れていたということが分かった。土地の権利を市に寄付したいと相談もしてみたが、税金もかからないような価値の低い土地の権利は手間がかかるだけなので受け取れないと言われ、断られた。相続登記は3年以内と定められているが、相続した日から3年ではなく相続を知った日から3年なので、まだ違法状態ではなかったが、知らなかったと証明するのも難しいとのことで急いで手続きを進めた。幸い30年程前になるが、当時の相続手続きの同意書等の書類が残っており、数万円程度の費用で名義変更手続きができたのは幸いであった。これらの書類を作り直そうとすると大変な費用と時間がかかる為、重要な書類はしっかりと管理し、保管することをお勧めする。