モチベーションが低下したときの対処として、普段から考えていることがある。まずは自分の仕事が誰のためになっているのかを考えることだ。この考え方は、私たちが日常的に忘れがちな大切な視点だと思っている。例えば、今年の1月に発生したJALの飛行機事故のニュースを思い出すと、着陸時に海上保安機との接触により機内で火災が発生したが、緊急時の対応により乗客乗務員379名全員が無事に脱出することができた。この背後にはさまざまな企業の技術と協力があり、普段から何故この訓練を受けているのか等もきちんと考えた上で行われていたのだろう。その結果、多くの命が救われた。自分の仕事についても同じ視点で考えてみると、お客様に提供しているサービスは、どのように役立っているか?そのサービスを通じて、ユーザの生活やビジネスにどのような影響を与えているのかを意識することで、自分の仕事に誇りを持つことができる。どんな仕事・作業でも、巡り巡って社会に貢献しているはず。自分の役割を再確認し、モチベーションを高めていければ良いのだ。