先日、新聞記事にある銀行のトップが語っていた言葉が目に留まった。「やらぬ(なにもしない)後悔、やる後悔」「失敗を恐れず、挑戦していく」「お客様や社会のニーズが絶えず変化していく中で、旧態依然としたままで変わっていかないことは遅れをとることに他ならない」と書いてあった。それを見て、私は「まさしくその通り!」と思っていたのだが、ところが偶然にも昨日、上司から苦言として同じようなことを言われてしまった。「いつまでも昔のやり方で仕事をしていても、システムは売れない。もっとお客様の求めている資料、納得させる資料を届けなければ」と。この数年、法改正などがあり、さほど努力をしなくとも、引き合いが生じ、そこそこの受注が出来ていた。その為、旧態依然とした回り方、売り方をしていただけで、新規見込客を増やさずに怠けていたことが原因である。これを言われた私は、反省しきりならぬ猛省しきりであった。一度楽をしてしまうと腰が重くなってしまうが、引導を渡されたと理解し、今一度、気持ちを奮い立たせ、この一年を躍動の年としていくつもりだ。