つい先日のことだ。いつものように休憩をするために席を立った際、腰の痛みと足の痺れを感じた。その時はちょっと気になる程度だったのだが、休憩をしている間にみるみる悪化し、そのまま動けなくなってしまった。やっとの思いで自席に戻ったが、良くなるどころか酷くなる一方。幸いにも同じビルに整形外科が入っていた為、受診したところ、急性ヘルニアと診断された。その頃にはどんな体制でも激痛があり、先生の説明は殆ど聞いていられない程だった。もちろんこの状態で仕事に戻ることは出来なかった為、すぐに子供に連絡をし、迎えに来てくれると言ってくれたのだが、本人も仕事を持っており、すぐには来られないとのことだった。そこで上司や同僚に助けを求め、荷物をまとめてもらったり、最終的には上司の車で家まで送り届けてもらった。怪我も病気も殆どしたこと無い私には、自分で動けないという状況が既にパニックで、今考えてもよく家に戻ってこられたと思う。今も痛み止めは欠かせないが、子供たちが交代で見に来てくれ、会社の皆にも大変な迷惑をかけたが、助けてもらい、体調を気遣う言葉を沢山いただいた。今回の事で困った時に「助けて」と言える環境のありがたさと、いざという時は忘れた頃にやってくると言う事を痛感した。備えあれば憂いなし。いざという時のことはしっかりと備えておくことを強くお勧めする。