この3分間スピーチでも、多くの方々が「挨拶」をテーマにエピソードを話していると思うが、私が思う挨拶の効果について、自身で実際に体験したことがある。現在、私が住んでいる地域では、周辺住民による「クリーンディ」という日があり、居住区周辺のごみ拾いや、草むしりをする定例イベントがある。私は参加したことが無かったのだが、コロナが落ち着いて、先月から3年振りに再スタートしたとお知らせがあり、初めてこれに参加してみた。私は、普段あまり近隣の方との交流はなく、当然のことながらほぼ全員知らない人であった。やや緊張したが、まず私から「おはようございます」と言うと、殆どの方が気持ちよく「おはようございます」と返事をくれ、一気に和やかな雰囲気になった。イベントでも、そのままゴミ拾いと言うより世間話をして終わり、あっという間の時間であった。そして、この日を境に、居住者とすれ違うと、今までできなかった「挨拶」とちょっとした「小話」が生まれるようになり、心がほっこりすることが多くなった。仕事でも初めての挨拶、朝の挨拶、帰りの挨拶等、多くの場面ですることがあるだろう。それは全て、お互いが気持ちよく仕事するためにも、絶対に必要なこと。特に、お客様と接するような場合は特にこの挨拶をしっかり見られており、挨拶がしっかり出来る人に仕事を頼みたいと誰しもが思うはずだ。挨拶はとても奥が深く「おはようございます」や「こんにちは」のたった一言で人間関係を繋ぐ材料になると「グリーンディ」を通じて改めて認識できた。今後も気持ちの良い挨拶を心掛けて過ごしていこうと思う。