テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. 時には正解を疑う必要もある

時には正解を疑う必要もある

Y・O執行役員(♂)

皆は仕事を行う上で「正解」というのをどの程度意識しているだろうか。仕事をする上で、プログラム製造の際の記述や法律上の内容を踏まえての正解は当然必要になるが、時には正解を意識し過ぎてはいけない場合もある。eRIMSの経費支払管理システムは電子帳簿保存法に対応している。この法律では、紙の請求書と領収書をそれぞれスキャンして電子で保存する必要がある。一般的には請求書が届いた後にお金を支払い、その入金が確認されてから領収書が届くというサイクルになるだろう。するとその両方を保管するには、2回も同じような登録をしなければならなくなる。その煩わしさを解決するにあたり、そもそも領収書をもらわないように呼び掛け、業務自体を変更していただいた。そうすることでシステムも煩雑な作りをしなくても良くなるし、お客様としても業務の時短に繋がったのだ。今までのように請求書と領収書をもらう流れを変えない場合の正解は「2回登録しなければいけない」が、そこを意識し過ぎると、より良い業務の着地点が見えなくなる事があるという例だ。3月も今日から後半戦。納品やお客様との打ち合わせも増えてくるが、言われた事をただやるだけではなく、お互いがより良くなるためにどうすれば良いのか、時には正解を疑う必要がある事を是非頭の片隅に置いて業務にあたってほしい。