「信頼」と「信用」という言葉があるが、それぞれに違いがある。簡単に言うと「信用」は条件付き「信頼」とは無条件なものだそうだ。何か信じる根拠があった上で相手を信じることことは「信用」だが、信頼とはその根拠がなくても築ける関係。だから対人関係は信用ではなく信頼の関係を築く必要がある。「信じられない時にあえて信じてもらえる」のが信頼なのだ。裏切られるリスクなど考える隙も与えないような強い関係だ。しかし、そう簡単には信頼をしてもらうことは出来ない。大事なのは自分からまず先に信頼してみる事ではないだろうか?私も過去に不動産売買で信頼関係を築けた経験がある。同じお客様からご自宅の売却と購入を同時に任せて頂けた。人は、受けた恩を返そうとする心理があると思う。私もそうだった。だから、自分のことを信じてくれた人を、自分も信じてみようと思うのである。「私はあなたを信じる」そういう態度を示すことは、相手にとってはとても嬉しいことであり、結果的にはお互いの信頼を深めることになる。信用を得ることを重ねていった先に信頼が生まれるのだと言う事を、改めて認識できた。小さな信用を重ね、強固な信頼関係を築けるよう、コツコツ真面目に活動していきたい。