昨日は勤労感謝の日であった。元々は穀物等の収穫物を神々に供えて感謝し、自らも食する「新嘗祭」という祭事だそうだ。私の田舎でも春から秋にかけてお米の世話をし、この時期に親戚が総出で稲刈りの手伝いをしていたのを思い出す。そもそも勤労というところで考えると、私が今こうして働くことが出来ている事にも感謝したい。まず働くにあたってはもちろん家族の協力が不可欠であった。子供を保育園に預けている間は、今思うととにかく時間が無い中で、子供にきちんと言い訳が出来るような仕事をしようと心掛けていた。もちろん会社にも色々と配慮いただき、子供の行事や病気の時は快く休ませてもらっていた。子供が大きくなってからは多少時間の融通がきくようになった為、今までの恩返しでもう少し会社に貢献したいという思いもあり、時間を使って仕事をさせていただいている。その代わりに家事を夫にかなり負担してもらっている状況ではあるが。つまり、仕事も自分だけが頑張っているだけではなく、家族や同僚、会社の理解があってこそ成り立つものであり、感謝を忘れてはいけない。勤労出来ることを感謝する日にしてみてはいかがだろうか。