最近、子供がベランダから転落したり、車に置き去られて熱中症により亡くなったりと子供の悲しい死亡事故のニュースをよく耳にする。子供の死亡事故における原因第三位は、転落だそうだ。特にマンションで、親が買い物等で家を空けた際に、子供自身がベランダへ椅子を持って行くか、ベランダに足がかりになるものが予めあって、それに昇って転落してしまう。原因第二位は、溺死である。浴槽、川、海、池等で溺れてしまうのだ。特に浴槽で起こる事故はその半数に上るそうで、親と一緒にお風呂に入っていたにも関わらず、少し目を離した隙に溺れてしまうこともあるそうだ。溺れるには鼻と口を塞げる程度の深さがあれば十分な上、乳幼児は自分が溺れていることに気付かず、静かに沈んでしまう。大声で助けを求めたり出来ないのだ。最後に原因第一位は、交通事故である。急な飛び出し等によるが、特に小学校入学をきっかけに、親が同行しない状態での行動範囲が広がり、自転車での移動においても運転技術も未熟だったりとリスクが高いのも頷ける。どの事故も、回りがもう少し注意を払っていれば、リスクを下げられるはずだ。被害者にも加害者にもなり得る事故。普段の生活で、効率的にリスク回避を行っていくと良いだろう。