「この道をゆけばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。」先日、訃報が伝えらえたアントニオ猪木氏の引退試合後のスピーチにて披露された詩である。勇気を出して行動せよという想いが込められている。病と闘いながらも最後まで「自分」という最強の敵と戦い続けた闘魂であった。三遊亭円楽師匠の訃報もあったりと、ここのところ昭和の偉大な人物が相次いで病に倒れている。人は単に長生きをすれば良い訳ではない。健康であり、日常生活が不自由なく行えることが大切だ。それを「健康寿命」という。医療が発達し、健康寿命も延びてきてはいるが、やはりそもそも身体が健康であることに越したことは無い。その一つの指標としてBMI値というのがある。これは身長と体重の関係を見る国際的な尺度であり、体重(kg)÷身長(m)×身長(m)で計算され、この値が25以上は「肥満(メタボ)」となり、様々なリスクが懸念される。ここ何年かで大事な社員が若くしてメタボが原因と思われる形で亡くなったという悲しい経験がある。コロナ禍によりリモートワークが主流になり、都心のオフィスビルに空き室が多くなっているそうだ。その空き室を利用してジムが付いている物件が人気とか。TWSも健康プログラムを立ち上げ、健康経営を意識し、BMI値が18.5~25の間になるよう取り組みを実践していく。社員の皆が健康で生き生きと働けるよう、未来への投資をしていきたい。