東京都では2019年10月から2023年3月31日まで家庭の「ゼロエミッション」行動推進事業を行っている。「ゼロエミッション」とは、設置済みのエアコン・冷蔵庫・給湯器を省エネ性能の高いものに買い替えた都民に対して東京ゼロエミポイントを付与し、ポイント数に応じた商品券やLED割引券を交付してくれるという東京都が実施する事業である。「この夏、電力不足に備えてHTTでしょ!」と林修さんがエアコンから顔を出しているCMが放映されている。HTTとは、電力を「へらす」「つくる」「ためる」の頭文字をとったもの。事業予算は100.7億円で予算がなくなり次第終了となる。想定される効果としては、CO2削減が年間約14万トン、光熱費削減効果が年間約69億円にものぼると言う。今年の7月から対象が拡充され、エアコンは省エネラベルが☆4以上だったものが☆2以上となり照明器具も新たに加わった。私も今回エアコンを買い替えたのだが、省エネラベルが☆2だったため、申請することができた。もしエアコン買い替えを1年先延ばしにしていたらこの事業を知ることもなく、申請することもできなかったと思う。また、少しでも早く省エネに貢献できたことが分かって良かった。まだまだ暑さも続く中、お得なチャンスにSDGs貢献にもなる買い替えを検討してみてはいかがだろうか。