先月末から今月上旬まで、娘の保育園がコロナ陽性者に伴う臨時休園となってしまい10日間ほどお休みをいただいた。誰もが忙しい中で、急な休みをいただくのは申し訳ない思いでいっぱいになる。しかし周囲の人たちからは、誰にでも起こりうることであり仕方ないことだからと気遣っていただき、改めて恵まれた環境に居ることに感謝した。しかし私がライフワークバランスが浸透したTWSに居て安心して休みが取れる一方で、日本の社会全体ではまだまだこのような意識が浸透しているとは言い難いのも事実だ。テレワークができない環境の場合、休みを取らざるを得ないが、それが非正規雇用であれば、収入減に直結してしまう。ましてやそれが一人親家庭の場合は死活問題であろう。コロナ禍が終息する気配が見えない状況の中、コロナに罹患してしまった時や保育園や学校が閉鎖されてしまった時にどうすれば休みが取りやすく、またそれが家計に影響しないように出来るのか。国からも助成金等の支援もあるが、処理が面倒だったり難しかったりという理由で利用できないという事もあるそうだ。SDGsが目指す「誰一人取り残さない」世界を実現する為にも、今後のコロナ禍をどのように乗り切っていくのか社会人の1人として考えていきたい。