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フードロスを減らすために

E・M執行役員(♀)

ネギの値段が暴落しているというツイートをしているという記事を見た。ネギに限らず、特に農産物というのは天候に左右され、不作豊作によって値段が乱高下し、度々ニュースになる。農作物だけでなく、年末にはコロナ禍による給食需要が減ったという理由で牛乳が余りすぎて酪農家が困っているというのも話題になっていた。農作物が天候に左右されるのは当然といえば当然だし、消費者としては沢山出回って安くなるのが有難いのだが、あまりに出来が良すぎても価格をある一定以上は安く出来ずに廃棄されることになる。日本の年間のフードロスは570万トンにものぼるが、これは世界の食糧援助量の1.4倍にのぼるという。しかも、これには作りすぎや傷ついて売り物にならないという理由で廃棄された分は含まれていないそうだ。食べ物が余っているといわざるを得ない状況の中、フードバンクでの受給者は年々増えているそうだ。必要な人のところへ必要なものが渡っていない現状はもどかしいものだ。テイクアウトナビでもフードロス削減を掲げて世に広めたいと活動しているが、救えるのはほんの一部かもしれない。それでも世の中のフードロスが少しでも減るよう、もっと広げていきたい。