1万円札で有名な福沢諭吉の著書、学問のすすめを読んだことがある人は居るだろうか。読んだことはなくとも「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という有名なフレーズを知っている方は多いだろう。この有名なフレーズは社会や身分に貴賤は無く、人は皆平等だと説く言葉として有名であるが、実際にはこの部分はまだ書き出しの部分であり「されども~」という言葉が続く。続きを簡単に要約すると、人の生まれに貴賤は無く平等ではあるが、現実には身分や貧富などの差があるものだ。その差が生まれる元となるのは学問をしたかどうかの差ではないだろうか。結局のところ、勉強した人は偉くなって富を築き、勉強しない人はいつまでも貧乏なままであると説いており、偉くなり富を築きたいのであれば勉強をしなければならないと本書では説いている。TWSでは春秋の情報処理試験の受験費用を会社が負担しており、毎回100万円近くかかっている。勉強会も毎週のように開催され、多くの社員が参加している。情報処理試験に限らず、日々技術は進歩し、次から次へと新しい知識を得ていかなければ置き去りとなってしまう。勉強することの大切さを認識し、意識改革を行っていくべきであろう。