先日、7月4日に都議会議員選挙が行われた。昨今は投票率の低さが問題となっているが、今回の都議会議員選挙も過去2番目の低さとなる42.39%、特に若い世代の投票の低さが浮き彫りになった。投票をしない理由は人それぞれだが、特に多いのは「面倒」「応援する人が居ない」「政治に関心が無い」で、TWS社員の中にも同じ理由で投票に行かなかった人も多いのではないだろうか。しかし、選挙に行かないということは実質「相手に委任する」ということになり、どんな条例や難題を言われても文句が言えないという事でもある。若者が選挙に行かないとどうなるか、皆は考えたことはあるだろうか。若者が選挙に行かないと、政治家は当選する為に投票率の高い年配向けや富裕層向けの政策を多く打ち出す。翻って言えば、その政策は若者を度外視した政策に偏るということでもある。今年の秋には、衆議院選挙が行われる。税金が高すぎる、生活が苦しい等の他、今はコロナ禍を早く終息させて欲しい等、皆色々な不満や要望があるだろう。是非、選挙に行って自分と意思を同じくする政治家や政党を見つけて、そこに投票することで現状の不満をぶつけてもらいたい。日本国民の権利でもある選挙という参政権を放棄せず、より良い未来が訪れるよう自分の意思で考え行動してもらいたい。