TWSに入社し、金融機関向けの基幹システムであるeRIMSの営業をして丸三年が過ぎようとしている。営業としては新入社員の頃からずっと行っている為、間もなく半世紀を迎える。営業には、種まきから刈り取りまで長い時間をかけて行う農耕型と、獲物を見つけて一気に仕留める狩猟型の2つがあり、私はどちらかと言えば前者の農耕型であった。しかし先日、事業部長と一緒にお客様先へと訪問する際、少し時間があった為、飛び込みで別のお客様先へ訪問しようと言われた。飛び込みにも関わらず、好意的に話を聞いてくれ、あれよあれよという間に契約がまとまってしまった。私が知る限り、最短での受注である。これは、時間が余っても無駄にせず、その時間を使って更にもう1件訪問しようとしたハングリー精神、お客様が丁度システム導入を考えていたタイミングの良さ、そして何よりもお客様からのレスポンスを可能な限り早っていた事業部長の努力のたまものであろう。農耕型にしろ狩猟型にしろ、迅速なレスポンスが何より大切だ。今後も出来る限りスピードを意識しながら、お客様との信頼関係を築いていきたい。