各地で大きな災害をもたらした東日本大震災から、今日で10年が経った。当時、私は中学3年生で、3月11日は高校入試の合格発表だった。喜んでいたのも束の間、大震災が発生し、大規模なネット障害や津波の凄惨な映像がテレビで繰り返し流れていたのを覚えている。あれから10年。数日前からテレビでは被災地の復興や、震災が起きた時の対策などを特集で流している。当たり前のことではあるが自然災害は時間も場所も選んではくれない。東日本大震災は午後2時46分に発生し、下校中の学生や仕事中の社会人を直撃した。阪神淡路大震災や熊本地震は深夜から早朝に発生し、まだ就寝中の家庭が多く巻き込まれてしまった。震災の非常時対策はいくらしても万全とは言い切れない。いつ、どんな時に、何の災害を被災したかをいくつも想定して対策を練る必要があるだろう。震災当日である今日、Yahoo!とLINEでは「3.11」と検索すると一人当たり10円の寄付が出来る。他にも募金やボランティアなど、支援の方法はたくさんある。まずは震災の怖さを忘れずに、被災地の復興に向けて惜しみない支援を行っていきたい。