「三点リーダー症候群」という言葉を聞いた事はあるだろうか。「○○ですが…」と末尾にドットを付け、文章を終わらせる人の事を指すそうだ。言いたいことがある、続きがあるが言いづらいという場合に使われがちで、使い方によっては表現を広げてくれる便利な記号であるが、逆に自らの責任を逃れ、相手の捉え方に委ねるといった形で使われることもあるそうだ。お客様への文章においてはこのような手法を使う事はないと思うが、社内等でのやり取りでは使ってしまう事も多く、責任を逃れようとしていると思われても仕方がない。「○○ですが…」と終わらせるのではなく「○○ですが、このようにしてはいかがでしょうか?」と相手にどうして欲しいのかを付け加えることで相手に対する安心感が増す。確かに、自分が上司に質問した際「こうして下さい」と言い切っていただけると安心して仕事を進められる。このように言い切れるようになる為には、まず自分の知識を増やすことが重要だ。現状に満足するのではなく、日々学ぶ姿勢を大切にし、自分の言葉に責任を持って言い切れる事を増やしていきたい。