私が社会人になって一番最初に教えられた言葉、それは「初心であれ」である。社会人になって10年以上経つが、今でも事ある毎にこの言葉が思い浮かぶ。「初心であれ」は、社内でもよく言われている「原点回帰」や「初心忘るべからず」とほぼ同義の意味だが、私は初心に立ち戻るのではなく、常に初心の気持ちで何事にも挑むようにとよく言われた。社会人になって初めての時は、右も左も分からず何事にも一生懸命だ。しかし2年、3年と時が経つごとに初心を忘れ、緩みが出てきてしまう。その緩みこそがミスに繋がり、相手からの信頼や気持ちを裏切ってしまうことになる。そのようなことにならないよう、私は常に「初心であれ」を心に留め、初心であるように心がけている。現在、私は入社説明会の実施や新入社員教育を担当しており、入社間もない人達と触れ合う機会が多い。自分もそうであったように、入社したばかりの頃は未来に向けて期待を持つ反面、不安になることも多いだろう。だからこそ、TWSが一番大切にしているGNO(義理・人情・思いやり)を言葉だけでなく働き方や行動で示し、安心して業務に取り組めるよう気持ちを込めて業務を進めていきたい。