TWSでは毎朝1人が3分間スピーチを行うが、人前で話すのが苦手な人にとっては大きな関門でもある。かくいう私も人前で話すのが得意ではなく、10年ほど前に日本のトップエバンジェリストである西脇資哲氏のセミナーに参加したことがある。そのセミナーの中で「プレゼンとは相手に伝えることであり、相手に伝わらなければそれは失敗である」と仰っていた。プレゼンという限られた時間の中で、一番伝えたいことを明確化し、それをより魅力的に見えるように伝えることがプレゼン成功の秘訣だそうだ。更に言うと話し手だけでなく聞き手の態度も重要だ。プレゼンを真摯に聞くだけでなく、分からないことは分かるまで確認し質問する姿勢を持つことで自分と相手の温度差を合わせ、結果、双方が成功と言えるプレゼンになる。プレゼンやスピーチが苦手だから失敗しないようにと考えるのではなく、何を一番に伝えたいのかを考えれば、自ずと苦手を克服出来ていくだろう。