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Y・Kテクニカルエキスパート(♂)

中村哲医師の意思を継ぐ

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昨年の12月、アフガニスタンで現地のインフラ整備や医療発展に従事していた中村哲医師が凶弾に倒れた。中村さんは1984年にパキスタンへ医師として派遣されてから人生の約半分に渡って海外の医療発展に従事し、アフガニスタンの人達からは「カカ・ムラド(中村のおじさん)」という愛称で親しまれた偉大な方だ。政情不安で外国資本も入りづらく、インフラ整備が遅れている地において、医療より先に根本的な改革改善が必要だと考え、現地の人達に教育をしながら重機を操って井戸を掘ったり、川から25kmもの用水路を引くなど生活面の基盤を造ることに尽力した。その功績から葬儀の際には日本の上皇様や安部首相だけでなく、アフガニスタンのガニ大統領も棺を担ぐなど多くの人々がその死を悼んだ。最近の自分を振り返ると日々の忙しさを理由にして社訓にもある「社会貢献」があまり考えられていないことに気付いた。社会貢献とは特別な人だけが出来る訳ではなく、誰しもが少なからず出来ることだ。中村医師の想いを継ぐつもりでもう一度社会貢献について考えて実践していきたい。