私の地元、岡山県の冬の風物詩と言えば瀬戸内の牡蠣だ。瀬戸内の牡蠣といえば広島が有名だが、岡山の日生漁港で獲れる牡蠣も大変に美味しく私の大好物でもある。牡蠣はご存知の通り殻が固く、一般家庭での殻剥きは大変な作業で、私も幼い頃はマイナスドライバーとハンマーを駆使し四苦八苦しながら殻剥きをしていたが、それは私の中で当たり前の作業であった。しかし、牡蠣オープナーなる専用器具の登場で殻剥きが楽になって初めて、私が当たり前だと思っていたことは決して当たり前では無いということに気付かされたのだ。これは仕事でも同じことで、面倒な作業でも最初からそれが当たり前だと思ってしまうと、なかなか効率化することに気付けない。当たり前ではないという事に気付くには、色々な角度や観点から物事を見る必要がある。TWSでも今まさに改革を進めている最中であり、様々な意見を取り入れ、様々な見方で物事を見ている、これはチャンスだ。今ある当たり前を、より良い形に変えていけるように意識していこう。