先日、社内の情報処理勉強会でITパスポート試験の講師を担当した。こちらで事前に用意した問題に参加者が解答して、それに対して解説をするという流れで行ったが、解説時どうしても解説文をそのまま読んでしまいがちになるので、なるべく関連情報やわかりやすい例えを交えるように心掛けている。例えば、マルチタスクという言葉について説明するとき「A、B、Cの3つの処理をA→B→Cと一つずつ終わらせるのではなく、AとBとCをそれぞれ少しずつ進めていくこと」のように解説されることが多いが、それを3台のPCのインストール作業に例えて「1台目のPCでインストール開始して、待ち時間に次のPCの作業を進める」と解説することでイメージしやすくなったと思う。全部の問題に対してそのようなやり方はできなかったが、これからも伝わりやすい解説を心掛けていきたい。