【活動の概要】
本講習会では、将来実際の現場に直面したときに率先した行動がとれるよう、本番を想定した訓練を社員全員で実施しました。
【活動状況】
■応急手当ての重要性
けが人や急病人が発生した場合、その場に居合わせた人が応急手当を速やかに行うことにより、救命効果の向上や治療の経過にも良い影響を与えます。
実際の救急現場においても、その場に居合わせた人が応急手当を行い救急隊に引き継ぎ、尊い命が救われた事例が数多く報告されていることから、改めて応急手当ての重要性がわかりました。
■心肺蘇生法、AEDの使い方
救急車が到着するまで約10分。しかし心肺停止から8分後には生存率はほぼ0%になるとのことで、プロの講師の方から救急車到着までの間、心肺蘇生法、AEDの使い方を学びました。
心肺蘇生法およびAEDを使うことにより、生存率が遥かに上がり、改めて重要性がわかりました。
■救命技能認定証
普通救命講習を受講すると、消防庁より認定される「救命技能認定書」が交付されます。この認定書には受けた日から概ね3年を目処にして再講習の受講が奨励されています。
【参加者の感想】
- 非常に充実した内容でした。もし来年度や他の機会でも受講する機会が継続してあるといいと思う。
- 運転免許取得時に救命措置の講習を受けましたが、復習も兼ねて良い体験が出来た。
- AED使用が必要な方に遭遇した場合、率先して実施したいと思います。
- 応急処置である普通救命によって負傷者の生存率が格段に上がることを知り、これは誰もが知っておくべき知識だと思った。
【設営部より】
今回の講習会を通して、「実際の現場に直面したときに率先した行動がとれる人財になって欲しい!」との想いを込め開催させて頂きました。
今後当社社員が、どこかで災害が起きた時に昨年のグループワークおよび、本講習会で得た、知識と経験を活かし、一人でも多くの命を助けられればと思いました。ご参加ありがとうございました。