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ボランティア活動

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第4回 ボランティアイベント(福祉体験 ~障害当事者を知る~)

毎年恒例となっておりますボランティア活動でも今年で第4回目となりました。
今回は、社会福祉法人立川市社会福祉協議会様にご協力頂き、テーマを「障害当事者を知る」とし、
実際、障害をおもちの方をお招きし、3.11東日本大震災時で困ったこと、日常、困ったことなどのお話を伺いました。
また、車いす体験/視覚障害体験/高齢者体験を通して、その大変さを理解することで、思いやりの心を醸成しました。

【活動の概要】
社会福祉法人立川市社会福祉協議会の活動についてのお話、目や耳の不自由な方からのお話を伺いました。
また、実際に視覚障害、及び高齢者の方の疑似体験、車いす体験を通し、相手の立場にたち、今後、困った方に合った際の支援方法を学びました。

ボランティア【活動状況】
■社会福祉法人立川市社会福祉協議会の様々な活動のご説明
日常では気が付いておりませんでしたが、今回、ご説明をいただき、社会福祉協議会は様々な年代へ福祉におけるサポートを実施されていることを知りました。
そして少ない人数で立川市全般をサポートされている実情も認識することができました。

■障害の体験
車いす体験/視覚障害体験/高齢者体験と各々が体験しました。
車いす体験では、実際の乗り方をレクチャーしていただき、単独、もしくは介助してもらい障害物に見立てた椅子を避けながら進みました。
想像より軽い印象でしたが、移動は大変で、障害物を避けることに大変さを感じました。

ボランティア

視覚障害では、アイマスクなどで目を覆い、介助者の肩、もしくは腕につかまり、障害物である机をよけながらの歩行を体験しました。
見えないことに不安を感じ、本来あればスムーズに進めるはずですが、なかなか進むことができませんでした。
視覚障害の山口様より直接介助方法を教えていただきました。
今回の経験を活かし、今後、街中で困っている視覚障害の方に対してサポートすることができるようになりました。

ボランティア高齢者体験では、加齢による目の障害を体験できるゴーグルや、関節が曲がりにくくなるサポータ、そして腰を強制的に曲がらせるベルトを装着することで疑似体験ができました。
今回の体験にて一足先にその大変さをわかり、高齢者へ配慮の必要性を感じることができました。
誰もが歳をとっていきますが、その大変さはその年齢になってみて初めて分かることです。

■障害をお持ちの方からのお話
聴覚障害の朝野様からは実際の災害での体験を伺いました。
状況がわからず、情報も入らないままご自身で判断するしかなかった大変さを初めて知りました。
また、理解される環境ではないため、心無い言葉を受けたとのエピソードを伺いました。
聴覚障害の山口様からはホームからの転落事故や、点字ブロックの上に自転車がおかれており、危ない思いをしたことなどのお話を伺いました。

ボランティア

 

【参加者の感想】

  • 点字ブロックの大切さや伝言掲示板など、自分の生活でそこまで重要視していないものに目が行くようになりました。
  • 障害があるからといって後ろ向きに考えず前向きに物事を考えている姿勢を見習いたいと思った。
  • 駅でよく視覚障害を持った方を見かけてま、実際にどう手助けをしていいのかわからなくて声をかけられなかったが、見えなくて困っているかもしれないのだから、待つのではなくこちらから声をかけるべきだと思った。
  • 大げさなことではなく、まずは日常での目配り、気配り、心配り、そして思いやりを徹底していく必要を痛感した。


【設営部より】

実際に障害をお持ちの方との交流により、その大変さを改めて認識できる機会となりました。
そして、優しい環境ではないことも認識することができました。
障害をおもちでいらっしゃいますが、前向きに過ごされているお姿に尊敬の念を感じることができました。
今回の体験で今後、街で困っている障害をお持ちの方に手を差し伸べられる社員が多くなりました。
2020年パラリンピックが東京で開催されます。海外からも障害をお持ちの方が来日されることと思います。
その時も率先して手を差し伸べられることができると思います。
社員が優しい気持ちになれた時間を持てたことに、感謝いたします。
社員の皆様、お疲れ様でした。
社会福祉協議会小林様をはじめ、ご協力いただきました朝野様、山口様、お手伝いいただきました手話通訳の方、感謝を申し上げます。