2019.06.14(Fri) T・Nさん(♂)
以前、漫画家の松井優征先生のインタビュー記事を読んだ。
先生の作品には姿かたちが奇抜なキャラクターが多く登場し、設定もエキセントリックなことが多い。
インタビュー記事でそれは何故なのかとの質問に「自分はまだ著名な先生方と比べると、新人の漫画家であり自分の漫画目当てで読む人はほとんどいない。
その為、目にとまりやすい奇抜なキャラクターを描いた」と回答をしていた。
美麗なイラストを持ち味にしている訳では無いからこそ、ありふれた人物像や設定では読者の興味を惹けないと考えた末の工夫であったのだ。
業種は違うが私たちの居るIT業界も競争相手は多い。
皆と同じものを作り同じようなことをしていても競争社会には勝てないだろう。
自分に興味が無い相手であってもつい目を惹いてしまう、そんな魅力あるアプローチの仕方を今後は考えていかなければならないのかも知れない。